なぜパチンコ業界が女性にとって働きやすいのか?

女性が働きやすいパチンコ業界

女性活躍推進法が成立してから、もうすぐ3年。

様々な企業がこの法律にのっとり、女性が働きやすい環境の整備を始めています。それはパチンコ業界も例外ではありません。

それはなぜか?そして具体的にどのような取り組みをしているのか?実際のデータをもとにご紹介します。

女性活躍の課題

まずは、パチンコ業界における女性の現状を見てみましょう。

男女の構成比

従業員の男女比、正社員の男女比

1)従業員の比率は男性が6割、女性が4割となっています。データによると、前年度から女性の割合は増加していません。

2)そのうち、正社員比率は男性が9割弱、女性は1割強とこちらも前年度から女性が1%増加しただけです。

女性従業員が少ないだけでなく、そのうち正社員である人はもっと少ないという結果になっています。

厚生労働省の調査結果によると、全産業の平均では正社員女性は24.8%となっているので、パチンコ業界は10%も低い状態です。

採用状況

 

新卒・中途の割合と女性比

3)採用実績は新卒が52.5%、中途採用が47.5%。f

4)さらに、そのうち女性の割合は、新卒が26.6%(前年度から増加なし)、中途採用が25.6%(前年から2%増加)となっています。採用の段階ですでに女性の割合が低いようです。

女性管理職の割合

では、管理職の女性はどのくらいいるのでしょうか?

女性管理職の割合

5)全産業では、課長相当職以上の管理職は8.7%ですが、パチンコ業界だけでいうと2.5%となっており、女性の管理職もごくわずかしかいません。

その理由としては、以下が主なものとしてあげられています

  • 候補となる女性社員がいない 78.0%
  • 育児、介護など家庭の状況により難しい 24.4%
  • 転居を伴う転勤が難しい 22.0%
  • 長時間労働、深夜帯勤務などの労働条件 14.6%

やはり、正社員として長期で働いている女性が少ないため、そもそも管理職の対象になる人がいないということでしょう。つまり、結婚や出産などにより働き方をライトなものへ変えざるを得ない状況にあるといえます。

女性の働きやすさを追求する動き

これらのデータだけ見ると、パチンコ業界は女性にとってかなり働きにくいように見えますね。

パチンコ業界は、この事態を以前から意識していました。そこで、女性活躍推進法成立をきっかけに日本遊技関連事業協会が主導となり、女性社員自らが「キャリアプランニング」と「ワークライフバランス」の2つのテーマを通して、業界全体の課題を見つけ出し、それを改善するために学び、働きやすい職場環境を作っていけるような場を設けることになりました。

それが、女性活躍推進フォーラムです。

今年で4回目になるこのフォーラムでは、正社員女性を対象に、プロジェクトチーム(例えば、女性社員の離職率を5年後に5%減らすことを目標にしたチーム)を組んで成果報告を行ったり、優秀チームを表彰したりして、女性自らが労働環境の改善を積極的に行えるようになっています。

他にも、セミナーやグループディスカッションも同時に開催されており、女性のキャリアをしっかりとフォローしてくれています。

1~4に上げたマイナスデータも、このフォーラムの企画からアンケートを取るようになり、洗い出された課題です。

なんとなく感じてはいるけれどもそのままにされている悩みや問題をきちんと形にし、例えそれがマイナスな要素であっても、まずは客観的に見つめるという作業はとても重要です。

パチンコ業界はそれがきちんと行えているといえます。また、業界全体が女性を後押しし、女性が主導となり、目標を決めて具体的に動いている姿勢が見てとれます。

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厚待遇と進む対策

育児休業・復職率

では、次にプラスデータをご紹介します。

パチンコ業界が他業界よりとてもよい数字を持っているのが、育児休業取得率です。

パチンコ業界は女性の育児休業取得率100%

6)育休取得率は、男性が5.7%(他業界3.2%)、女性はなんと100%(他業界81.8%)です。女性は希望者全員が育休を取ることができています。また、育休後の復職率は男性が100%、女性は81.8%で、実際に復帰した人も非常に多いというデータが出ています。

あるホール経営企業は「より多くのお客様にご満足いただくためには女性の活躍が不可欠である。(略)女性が働きやすい職場は、男性も働きやすい職場である、という認識のもと、企業として産休や育休、復職のプログラムを整備し、相互支援が可能な職場づくり、家庭づくりをサポート」をしていく方針であると回答しています。

パチンコ業界は、こうした待遇面が非常に手厚いことで知られています。

店内環境

店内の禁煙・分煙への取り組みが進み、働きやすい環境になっている

パチンコ店で働く上で気になるのが、タバコの煙です。タバコを吸わない人・苦手な人にとっては働くことをためらう環境ですが、店内での禁煙・分煙の取り組みは予想以上に進んでいます。

7)ホール(店内)は、一部店舗で全面禁煙・分煙にしているところが58.3%、オフィスバックヤードで禁煙・分煙にしているところが83%となっています。その他にも、消臭剤や空気清浄機を置くなどして、タバコを気にせず働けるように整備されています。

もう一つ、パチンコ店で大変とされているのが玉運びです。特に女性にとっては重労働なので体力的に不安になりますが、玉運びが必要ない各台計数システムの導入は毎年増加しています。

全店で導入されているところは37.5%、一部店舗で導入しているところは62.5%となっており、回答企業においては全企業が、一部店舗の場合も含み100%導入という状況です。

さまざまな勤務形態

他にも、いろいろな勤務形態が選択できるように用意されているようです。各制度の導入状況は、以下のようになります。

女性にとって重要なワーク・ライフ・バランスが上手くとれるように、いろいろな働き方が選べるようになっている

転勤がない社員を選択できる道もありますし、保育の設備や手当があれば、子どもを産んでからの復帰も簡単になりますよね。また、在宅勤務ができる場合もあるようです。

企業が個別に行っている女性活躍推進のための施策は、その他にも下記のようなものがあります。

  • 子どもの保育料を補助する制度
  • 職務能力向上のためのキャリア開発研修
  • やりたい仕事の自己申告制度、社内公募制度
  • くるみん・プラチナくるみん認定取得
  • 育児休暇後早期フルタイム帰任教育、サポート
  • 社内の女性たちの横断的なネットワークの構築

これはほんの一例で、企業がそれぞれ女性社員にヒアリングしたり、社内でプロジェクトチームを作ったりして、独自の制度を作っています。

例えば、岡山市に本社を置く株式会社エムズ・ユーはくるみん認定を受けています。

くるみん認定取得に向けて行った主な取り組みは、

  • 産休、育休の取得手続きなどが記載された「出産、子育て疑問解決パンフレット」を作成して、従業員に配布
  • 妊娠中の女性従業員には「産休・育休フローチャート」を用意して、面談時に必要な情報を提供
  • NO残業デーを定めて、部署ごとの達成状況をチェック表で管理

出典:岡山労働局

というものがあり、職場の意識改革や環境整備に積極的に努めています。実際に、この会社が運営するパチンコ店では女性や主婦が多数活躍しています。

くるみん認定について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

パチンコ業界が女性にとって働きやすい理由

「なぜパチンコ業界が女性にとって働きやすいのか?」それは、

  • 業界にとっては女性の活躍が必須
  • 手厚い待遇があり、様々な状況に応じて個々の働き方が選択できるような制度を用意
  • 育休の取得と職場復帰が行いやすい状態にあり、長く働くことが可能
  • これからも女性が輝けるようなバックアップ体制(フォーラムやセミナー、プロジェクト設置)の整備

ということが理由です。

先にご紹介した女性活躍推進フォーラムの開催やアンケートの実施は、今後も引き続き行われる予定です。

各社でも様々な施策が進み、パチンコ業界は業界全体をあげて、今後ますます女性が働きやすい環境を整えていくでしょう。

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☆データ出典

一般社団法人 日本遊技関連事業協会「平成28 年度 女性活躍推進アンケート」(平成29 年11 月16 日発表)

1.調査目的:遊技業界全体の活性化と女性活躍を推進するため、業界の現状把握と参考になる取組みの発信を行う

2.調査対象・方法:日本遊技関連事業協会の会員企業へ調査協力を依頼、返答のあった企業のデータを集計

3.調査時期:平成29年9月

4.回答状況:回答数41社(ホール経営企業24社、メーカー6社、その他11社)

※平成28年度従業員状況:従業員数 合計:27,068人 (男性:16,887人、女性:10,181人)


*用語解説*

女性活躍推進法とは?(出典:内閣府男女共同参画局 女性活躍推進法「見える化」サイト)・・・女性の職業生活における活躍の推進に関する法律のこと。働く場面で活躍したいという希望を持つすべての女性が、その個性と能力を十分に発揮できる社会を実現するために、女性の活躍推進に向けた数値目標を盛り込んだ行動計画の策定・公表や、女性の職業選択に資する情報の公表が事業主(国や地方公共団体、民間企業等※)に義務付けられました。
※常時雇用する労働者が300人以下の民間企業等にあっては努力義務